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16歳少年、飲酒・無免許運転…両親が酒を勧める

2005年1月29日(土) 01時08分

北海道警は26日、16歳と19歳の少年が酒を飲むことを容認し、また積極的に飲ませたとして、この少年の両親を未成年者飲酒禁止法違反容疑で書類送検した。16歳少年がクルマを飲酒運転し、事故を起こしたことから発覚している。

北海道警・(札幌)豊平署によると、未成年者飲酒禁止法違反(親権者の不制止)容疑で書類送検されたのは、札幌市豊平区内に在住する夫婦(43歳の男と40歳の女)。

この2人は今月15日の午後6時ごろから翌16日の午前2時までの間、札幌市中央区内の焼肉店やカラオケ店に19歳の少年(長男)と16歳の少年(二男)を含む8人で訪れ、食事をしながらビールや焼酎水割りなどを飲ませた疑い。

16歳の少年は帰宅直後の16日午前2時45分ごろ、豊平区平岸付近の市道で信号待ちのクルマ2台に追突する事故を起こし、3人に軽傷を負わせながらもそのまま逃走した。しかし、直後に警察官に発見され、業務上過失傷害や道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されている。

少年は逮捕当時、かなり酒臭い状態だったが、飲酒を注意した警察官に対して「親が飲むことを認めた」と反抗したことから、両親が酒を飲ませた容疑も合わせて発覚。任意で事情を聞いていたが、容疑事実を大筋で認めたため、今回の書類送検に至った。

取り調べに対し、両親は「当日は長男の誕生祝いと、親族の還暦祝いを合わせた宴会を行った。祝いの席なので構わないと思った」などと話している。しかし、その長男自体も未成年であることから、警察では飲酒が常態化していた可能性も高いとみている。

両親が未成年者飲酒禁止法違反で摘発され、保護責任を問われる例は珍しいが、北海道内では過去10年の間に4件あるという。

《石田真一》

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