【新聞ウォッチ】「HONGDA」ロゴ差し止め、ホンダが中国企業に勝訴

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年12月24日付

●三井物産、DPF偽造社員ら4人懲戒へ(読売・31面)

●バイク開発、アジアで勝負、日本メーカー現地拠点展開(朝日・8面)

●ミサワ支援2000億円超 UFJ調整(毎日・2面)

●ホンダ、商標権で勝訴、中国での侵害裁判、重慶力帆に賠償命令(産経・8面)

●ミサワ、リゾート全面撤退 10ゴルフ場など売却 住宅に特化、特損300億円も(日経・1面)

●マツダ 火災工場 本格再開は来春、来月減産1万台に(日経・1面)

●ホンダが中国初輸出専用工場、小型車、2月減産開始(日経・11面)

ひとくちコメント

ホンダが、「HONDA」に酷似した「HONGDA」の商標で二輪車を製造している中国メーカー「重慶力帆実業集団有限公司」(重慶市)を商標権侵害として訴えた訴訟で、北京市の第二中級人民法院(地裁)がホンダ側の主張を認め、重慶力帆に商標使用差し止めと147万元(約1850万円)の損害賠償支払いを命じたことが明らかになった。

きょうの毎日など各紙が取り上げている。

ホンダ側は01年に警告し、社名から「轟達」は外したが、その後も「HONGDA」の商標を使っているためホンダ側が02年7月に提訴していたもの。

ホンダによると、中国では「商標権侵害と思われるメーカーが10社以上にものぼる」とされており、福井威夫社長は「中国の将来を考えてもよろしいことではない」と警鐘を鳴らしている。

《福田俊之》

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