「危険予告」首都高参宮橋カーブ…AHSの社会実験

2004年12月17日(金) 15時30分

国土交通省と首都高速道路公団は、首都高速4号新宿線上り参宮橋(東京都新宿区)付近におけるAHSの社会実験検討会を12月21日に虎ノ門パストラル(東京都港区)にて開催する。

今回の検討会は、AHS(走行支援道路システム)の一環として首都高速の見通しの悪いカーブ区間にセンサーを設置し、把握した停止・低速車両情報をVICS車載器でドライバーに提供することの検討を行うもの。

具体的には、首都高速参宮橋での社会実験を行い、追突事故や側壁衝突事故、危険な状況を減少させるサービスの実施に向けた課題などを検討することにしている。

首都高速・参宮橋付近は、事故発生件数が2003年度で181件と交通事故ワースト1のカーブ。事故の75%の要因は、ドライバーの危険に対する認識の遅れや判断ミスなどのヒューマンエラー。クルマから見えないカーブ区間での渋滞末尾や停止車両への追突事故を防止するために、カーブ進入前に情報提供を行うことが有効であると考えている。

今回の検討会が終わった後、2005年3月−5月の期間、社会実験を行い、2回目の検討会ではその実験結果の報告や本格実施に向けた取り組み方針の検討を行う予定だ。

高速道路上ではVICSは電波ビーコンでの情報提供を行っている。カーブ手前にビーコン発信機を設置すれば、リアルタイムに情報を提供でき、交通事故の低減に役立つだろう。このAHSの社会実験の結果が良好であり、今後事故発生が多いカーブなどにも同様の措置が行われれば、ビーコンVICS受信機の普及にも役立つはずだ。

《編集部》

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