メルセデスベンツの『Sクラス』で採用された、事故発生前に危険を察知して、乗員保護の体制をとる「プレセーフ」システムが、イギリスの「プリンス・マイケル・インターナショナル・セーフティ・テクノロジー・アワード」(Prince Michael International Road Safety Award)を受賞した。
プレセーフは、急ブレーキを踏んだときや、タイヤがスリップした際に、シートベルトやシートクッションを含めたシート全体が、自動的に乗員をより安全に保護する体制をとるというもの。事故発生前に、乗員への被害を最小限にくい止める体制を整えておくためのシステムだ。
プレセーフは、2002年に発売されたSクラスに初めて搭載されたもので、『Mクラス』SUV、『CLSクラス』クーペにも搭載される予定。