【愛・地球博】パートナーロボット、人間に近づく

2004年12月5日(日) 17時38分
DJロボットは司会者と話をしたり、演奏に合わせて歌う(ラップを行う)機能があるの画像
プレビューでは3体が演奏。本番ではこれが7体となるの画像
2足歩行型のスタイリングはより人間に近づいた。プロトタイプよりも足が細いのも特徴のひとつの画像
シンセドラムを叩く車輪走行型。腕の動きは素早く、そして力強いの画像
チューバは重量があるために腕では保持せず、肩に固定してあるというの画像

愛知万博(愛・地球博)トヨタグループ館の“主役”というべき存在。それは楽器演奏を行う『パートナーロボット』であることには間違いない。

こちらも今年3月に発表され、ITS世界会議のオープニングイベントまで使われたタイプとは違い、その進化型となっている。

一見してすぐにわかるのは、2足歩行型ロボットが全体的にスリムになり、より人間らしいスタイリングとしてきたことだ。

肩幅は広く、ウエストは締まっていて、足は細い…など、プロトタイプとは外観からして明らかに異なっている点が多い。もちろん内部構造についても、かなりの改良が加えられているようだ。

また、これまでは人工唇の技術をアピールするため、吹奏楽器を演奏するタイプのみがつくられていたが、今回のプレビューでは打楽器(シンセドラム)を演奏するタイプが初めて登場している。

吹奏楽器を演奏するためには細やかな指の動きが必要となる。要求されるのは繊細なコントロールだが、打楽器用では力強さという、これとは相反するような挙動が求められるのだ。

プレビーではトランペット、チューバ、そしてドラム担当の3体が楽器演奏用として登場しているが、演奏は非常に安定していた。本番では7体での演奏(DJ用も1体が加わり、総勢で8体)となるが、多人数(!?)での演奏でも調和が保てているのかなど、興味を引かれることは山ほどある。

日本のロボット技術がどこまで進むのか。そのイニシアティブを自動車メーカーが今後も取り続けるのかなど、その動向には目が離せない。

《石田真一》
画像
画像
画像
画像
画像

注目ニュース

【愛・地球博】トヨタグループのショー、先行披露

トヨタ自動車は3日、2005年に愛知県で開催する日本国際博覧会(愛・地球博)のトヨタグループ館で実施するパフォーマンスショーの概要と、ショーに登場する同社のロボット、1人乗りコンセプトビークル『i-u...

【愛・地球博】トヨタ PM、アイユニット に進化

今回の愛知万博トヨタグループ館プレス向けプレビューで公開された1人乗りコンセプトビークル『i-unit』(アイユニット)は、2003年秋の東京モーターショーで公開された『PM』の進化版にあたるものだ。

【ITS世界会議名古屋】本当に空を飛んだパートナーロボット

関連イベントの中でも、トヨタが「これは世界初ですよ」と強調していたのは、パートナーロボットによる空中生演奏。演奏されたのは1曲のみだったが、空中でもスイングしながら演奏。地上に向かって手を振るなど余裕...

【ITS世界会議名古屋】パートナーロボットが空を飛ぶ!? 山本寛斎イベント

「すべてにおいて世界初のイベントにする」……ITS世界会議名古屋の開催に向けた共同記者会見において、イベントプロデューサーの山本寛斎氏のプロデュースによる開会式オープニングアトラクションの内容が一部明...

【夏休み】トヨタ・パートナーロボットの名演奏、ついに一般公開

トヨタ自動車は5日、東京の新国立劇場で6日から始まる小中学生向けオペラ公演「ジークフリートの冒険−指輪を取りもどせ!」に、3月に発表した『トヨタ・パートナーロボット』を演奏者として特別出演させる。

ASIMOがロンドンに登場

現在ヨーロッパを巡業中のホンダの二足歩行ロボット『ASIMO』(アシモ)が、英国ロンドンのサイエンス・ミュージアムで、16日から22日まで展示される。

【東京ショー2003速報】ホンダ『アシモ』は休憩タイムなし?!

ホンダの展示ブースのインフォメーションカウンター前が、カメラ小僧などで大賑わいだ。「こんにちは。ホンダブースへようこそ」……。人間型ロボット『ASIMO』(アシモ)が受付嬢ととともに、入場者を誘導して...

私はロボット、あなたは……新型ホンダ『ASIMO』、レンタルします

ホンダは5日、人間型ロボット『ASIMO』に知能化技術を搭載し、来年1月から、公共施設や一般企業にレンタルを開始する、と発表した。

RSS

編集部ピックアップ