トヨタ自動車は、『ハイラックスサーフ4WD』、『ハイラックスサーフワゴン』、『ハイラックスサーフ』のかじ取り装置に不具合があったとしてリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象は1988年12月から1996年5月までに生産した33万496台。
これらのクルマでは、かじ取り装置のリレーロッドの強度が不足しているため、ハンドルの据え切り操作等の操舵力が高くなる使用を頻繁に長期間続けると亀裂が生じるものがある。
そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、リレーロッドが折損し操舵ができなくなるおそれがある。
発見は市場からの調査による。クレーム件数は国内が11件、事故は人身が1件発生している。