28日に発表されたトヨタ『アイシス』。雑誌の新型車スクープ記事などでは「『ガイア』の後継モデル」といわれていたが、正式発表されて資料を見ると単純にガイアの後継モデルというわけではなさそうだ。
【トヨタ アイシス発表】パノラマオープンドアはエンジニア泣かせ
『ラウム』、『ポルテ』に続いてアイシスに採用されたのが、助手席側センターピラーをドアに内蔵して大きな開口部を確保する「パノラマオープンドア」だ。もちろん、ミニバンとしては世界初採用となる。
開口部が大きいのでユーティリティ面でのメリットが大きいこのドアだが、実は大きなデメリットを持っている。それは「重量増」だ。
大きな開口部を持つことによる車体剛性の低下を抑え、衝突安全性や走行安定性を確保するには車体をどうしても車体を強化する必要があるのだ。
「仮にパノラマオープンドアを採用しなかった場合と比較すると、重量増はだいたい30kgくらいだと思います」とはトヨタ自動車商品企画部の保田俊朗さんの見解。
軽量化は、走行性能はもちろん、燃費の向上にも貢献するとあってあらゆる自動車メーカーが力を入れている部分である。
そう考えると、約30kgを犠牲にして採用した「パノラマオープンドア」への開発陣の期待は相当「重い」ものだといえそうだ。「実は、(パノラマオープンドアは)エンジニア泣かせなんです」と保田さんは最後に苦笑いした。
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