ホンダの福井威夫社長は7日、東京で開いた『エディックス』の発表会場で「室内からコンセプトを固めて行った。ウチらしいクルマに仕上がったでしょう」と、新たなミニバンをアピールした。
エディックスは、福井社長が本田技術研究所の社長だった約3年前に開発にゴーサインを出したという。昨年6月のホンダ社長就任時には「ホンダらしさ」の追求を旗印に掲げただけに、それを具現化する商品の登場に社長業2年目への自信を深めている。
ただ、国内販売計画は4000台と、やや中途半端な数字。新コンセプトカーだけに手探りの状態だが「当初は1万台近いレベルを狙う」と福井社長は強気だ。