【BMW X3試乗】その1 SUV市場で“絶妙”なポジショニング…河口まなぶ

2004年6月17日(木) 23時58分
兄貴分のX5よりもひと回り小さく、日本市場ではまさにジャストサイズの印象の画像
電動のダブルスライディングルーフは18.9万円高のメーカーオプションの画像
フロントシートヒーターの付いた本革シートが選択可能(31.5万円高)の画像
5人乗車時のラゲッジルーム容量は480リッターの画像
【BMW X3試乗】その1 SUV市場で“絶妙”なポジショニング…河口まなぶの画像

日本でもすでに『X5』はかなり浸透した商品だけに、『X3』というのはとてもわかりやすい。名前からしてX5の弟分的存在だから、どのくらいのデキなのかを想像しやすく、事実サイズ的にもX5よりわずかに小さいくらいだから(ここがポイント)、X5に比べて手ごろな感じがする。もうこれだけでじゅうぶんな商品力を持ちあわせているといえるだろう。

しかもX3は、その立ち位置が絶妙だ。X5やメルセデス・ベンツ『Mクラス』が作り上げたプレミアムSUV(BMWは“SAV”〜スポーツ・アクティビティ・ビークルというが)という世界を、その下のクラスで実現したからだ。名前を挙げられるライバルがいるとすれば、レクサス『RX330』(日本名:トヨタ『ハリアー』)くらい。その意味でも、やはり絶妙。

「このX3で新たなBMWユーザーを増やしたい」というのはBMWジャパンでX3のマーケティングを担当するシニア・プロモーターの林恵一氏。その狙いは、かなり当たるんじゃないか、とワタシは思う。

SUVは世界的ブームだが、その主役たちは日本の道路事情ではやや「過ぎた」サイズ感であるのも本音。X3はハリアー同様、そのあたりを上手くかわし、人気を得そうな予感がする。「X5やMクラスはデカ過ぎるけど、ハリアーじゃねぇ」という人は意外に多そうだし、ファミリーカーとしての1台を考えた場合にも広いリアシートなどが有効。そして極めつけはBMWのブランド力…まさに日本人の心をくすぐるプロダクトという印象だ。(つづく)

《河口まなぶ》
画像
画像
画像
画像
画像

注目ニュース

【BMW X3試乗】その2 セダン同様の気持ちいい走り『3.0i』…河口まなぶ

『X3』はエンジン・ラインナップでも手ごろ感を演出する。2.5リッター/3リッターの直6を2種類用意……このあたりにも勝負が見え隠れする。

【BMW X3試乗】その3 軽快な身のこなしの『2.5i』…河口まなぶ

エントリーモデルとなる“2.5リッター”も基本的には同じ印象。ドライブトレーンはもちろん、ハンドリングも“3リッター”と何ら変わらぬ極上の気持ちよさを持つ。

【BMW・X3日本発表】新たな市場セグメント…コンパクトSAV

ビー・エム・ダブリューは、昨年の東京モーターショーに参考出品したスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)『X3』を7月3日より、全国のBMW正規ディーラー・ショールームにて販売開始すると発表した。

【BMW・X3日本発表】クルマではなくギアである

報道発表会の冒頭のあいさつで、ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)社長のヘスス・コルドバ氏は、X3を発表するに至った経緯について、革新性のコンセプトとして、技術のみならずマーケティングを重視したこ...

【BMW・X3日本発表】写真蔵…若さを失わないあなたへ

ビー・エム・ダブリューは、昨年の東京モーターショーに参考出品したスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)『X3』を7月3日より、全国のBMW正規ディーラー・ショールームにて販売開始すると発表した。

【BMW・X3日本発表】海外ブランドに盲目的に飛びつかない

8日に行なわれたBMW『X3』報道発表会で、マーケティング・ディビジョン、ストラテジック・プランニング&プロダクト・プライシングの丸山英樹ゼネラルマネジャーは、イメージユーザーは30歳代男女、と説明す...

RSS

編集部ピックアップ