一部改良が行なわれた『レガシィ』の中で、もっともドライブフィーリングが変わったのが、ターボモデルのGTスペックBだ。
【スバル レガシィ小変更】リリース資料にない改良点
5月17日に現行モデルとなって初めての一部改良が実施された『レガシィ』。小変更を発表するリリースには、新色のアーバングレーメタリックの設定や、車速感応式間欠フロントワイパーの採用、センターパネルのサイド部をアルミ調に変更などといった改良点しか記載されていなかった。
だが、イヤーモデルの発表としては異例の、報道試乗会の会場で、『レガシィ』の開発に携わる、スバル技術本部 技術開発部 主査の荻原浩氏は、リリースに記載されていない多くの改良点を教えてくれた。
「今回の一部改良は現行型レガシィが発表された段階で、足りないと思われた部分や、発表後にまだ不足と感じた部分を補うことを主眼に実施しました。リリースには装備面が中心に記載されていますが、ほかにも足回りなどに細かい改良が加えられています」
「乗り心地と走行安定性を向上するために、全車のフロントロアアームのクロスメンバーの取り付け位置を3mmほど上げて、ブッシュも違うタイプに変更しました。また、オートマチックのダウンシフト時のレスポンスも向上させています。ほかにも冷寒時の始動性の向上などといった、細かい改良も加えています」とコメント。
実際にワゴンの2.0Rを試乗してみても、大きく変わった印象はないが、昨年5月に発表された直後のモデルに比べ、しなやかさが増し、ハンドリングのよさを維持しながら、乗り心地を向上させている。では、なぜこれらの改良は発表しないのだろうか。
同氏は「改良点が細かいということもありますし、日本ではまだ欧州ほどイヤーモデルという改良が認知されていないということもありまして、リリースには記載されていないのだと思います」と語る。
欧州では改良モデルが毎年発表されることはごく当たり前。だが、日本ではすでに購入した顧客に対して気を使い、発表を控えるということは、スバルに限らずほかのメーカーも含めてよくあるハナシだ。今回もそのような措置が取られたようだ。(つづく)
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