【新型VW『ゴルフ』海外試乗】移動に徹したビークルに“華”…小沢コージ

2004年4月6日(火) 20時45分
重さを感じないステアリングフィールは新鮮。これがVの味なんだなの画像
ゴルフトゥーランと同様の2.0リットル直噴エンジンの画像
センタークラスターの集中スイッチレイアウトがポイントの画像

VW=フォルクスワーゲン『ゴルフV』海外試乗会でまず乗ったのは、豪華仕様の2.0リットルFSiモデル。エンジンはアウディ『A3』にすでに搭載されている、VWグループ自慢の新型で、150psのガソリン直噴2.0リットル直4。これは平均燃費がリットルあたり約13.9kmと良好で、パワーとコストを両立したもの。

いや驚きました。ハッキリいって、むちゃくちゃよくなってます。それも全域で。まずは乗り心地とハンドリングのバランス。正直「これがゴルフか」っていうぐらいに洗練されてて、ステアリングが軽いうえ、フィーリングがいい。

昔みたいな重く、ビシーッとした直進安定性はなくなったワケだが、別に高速走行が怖いわけではない。フィールはしっかりしてるから、「フラフラする」というより「好きなところにラクに行ける」って感じ。「より楽しくなった」というべきか。

乗り心地もやけにいい。前のゴルフも特別悪くはなかったが、多少ゴワゴワするというか、滑らかでない部分があった。それがない。おそらくリアに採用したマルチリンク・サスペンションが効いているんだろう。

このハンドリングにも乗り心地にも効果的と思われるのがボディ剛性。「IV」では5mしか使われてなかったレーザー溶接が「V」では70mも使われているそうで、剛性は飛躍的に上がったらしい。まっとうに進化してるという感じですな。ゴルフV。(つづく)

《小沢コージ》
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