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直前にナンバープレートを調達…富山の現金輸送車襲撃

2004年4月1日(木) 19時45分

富山県警は3月31日、富山市内で29日午前に発生した現金輸送車強奪事件について、犯人グループが使用していた乗用車に装着していたナンバープレートは、事件の直前に現場近くで盗まれていたものだったということを明らかにした。

犯人グループは犯行直前にナンバーを取り換えることで捜査のかく乱を狙ったものとみられる。

富山県警・富山署によると、問題の事件は3月29日の午前11時30分ごろに発生している。富山市田中町にあるパチンコ店に隣接した景品交換所近くの路上で、この店から現金を回収した現金輸送車が、前後を2台のクルマによって挟み撃ちにされる形で襲撃された。

犯人グループは現金輸送車を運転していた34歳男性の顔などを殴打し、運転席から引きずり出した上、輸送車ごと乗り逃げした。

現金輸送車の車内には現金6000万円あまりが搭載されていたことが後に判明。警察では緊急配備を行って逃げたグループの行方を追ったが、輸送車と犯人グループのクルマは事件現場から500mあまり離れた富山市綾田町1丁目付近に乗り捨てられているのが発見された。

2台のクルマは別々の場所に放置されており、犯人グループには事件絡みの車両であるという発覚を少しでも遅らせようとする狙いがあったようだ。

その後の調べで、犯人グループが襲撃と逃走に使ったクルマは事件前日までに県内で盗まれたことが判明。さらにはこのクルマに装着されていたナンバープレートも事件直前に現場近くに駐車していたクルマから盗んでいたことがわかった。

ナンバーが交換されているため、このクルマが現場までどのような経路で至ったのか、Nシステムなどを使って調べることも困難になった。

警察では荒っぽい手口を装いながら、裏では用意周到に計画を進めていた可能性が高いとして、目撃情報などを元に逃走ルートの特定を進めている。

《石田真一》

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