ホーム > 社会 > 社会

親子で警官に暴行…3人を逮捕

2004年3月31日(水) 10時20分

神奈川県警は30日、交通違反を起こして警察官の追跡を受けていた36歳の男を加勢する目的で、警察官に対して暴行を行った60歳の父親と30歳の弟を公務執行妨害の現行犯で逮捕していたことを明らかにした。

神奈川県警・平塚署の調べによると、事件が起きたのは29日の午後11時ごろ。平塚市内をパトロールしていた警察官か信号無視を行った乗用車を発見。停止を呼びかけた。

しかし、クルマはこれを無視するかのようにスピードを上げて逃走。パトカーは赤色灯とサイレンを使用して追跡を行った。逃走していたクルマは約5kmほど走り、住宅街の中で突然減速。パトカーに乗務していた53歳の警部補が職務質問するため、外に出た。

警部補がクルマを運転していた男に対して職務質問しようとしたところ、男は「お前、口の聞き方が悪い」と言いがかりを付け、いきなり殴りかかった。

直後、近くの民家から2人の男が飛び出し、この警部補に対して集団で殴る蹴るの暴行を加えた。さらには「信号無視ぐらいで追いかけているんじゃない」、「税金で食わされている身分のくせに生意気だ」などと口々に言いながら暴行を続けた。

別の警察官が応援を要請した後に仲裁に入り、3人を公務執行妨害の現行犯で逮捕。路上に倒れていた警部補も救出した。警部補は顔面や腹部など複数に打撲を負っており、全治2週間程度の軽傷だという。

その後の調べで逮捕された3人は親子と判明。交通違反を行ったのは36歳の長男で、これに60歳の父親、30歳の弟が加わり、警部補に対しての暴行を行った。長男は逮捕当時、かなり酒に酔った状態で、酒気帯び相当量のアルコールが検出されている。

長男はパトカーに追跡され始めた直後、家に電話して加勢するように求めたらしく、父親と弟は家の玄関付近で一行の到着を待ち構えていたらしい。

警察では「3人とも酒に酔っていたとはいえ、交通違反はもちろん、警官への集団暴行も正当化されない。それにしてもとんでもない一家だ」と怒り心頭。3人に対しては厳しく対処するとコメントしている。

《石田真一》
  • [PR]
  • 転職ならen
  • 派遣ならen

注目ニュース

昨年6月、路上に寝転がっていたことを注意された男たちが、注意した男性に激しい暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた4人の男に対する判決公判が東京地裁八王子支部で開かれた。

大阪府警は8日、乗用車のトランクに監禁されていた際、追突事故に偶然巻き込まれて死亡した42歳男性が、事故に遭う直前に激しい暴行を受けていた可能性があることを明らかにした。

京都府警は7日、自分の乗っていたクルマのボディを叩いたことに逆上し、61歳の男性を暴行して死亡させた24歳の男を傷害致死容疑で逮捕した。男は男性に暴行を加えたことについて、全面的に認めているという。

交通事故の被害者の友人から暴行を受けた加害者が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)症状を発したとして、暴行を加えた男に損害賠償の支払いを求めた民事訴訟の判決が3日、松江地裁で行われた。裁判所は男に約4...

3日未明、大阪府寝屋川市で、男数人によるケンカの現場にクルマで通りがかった男性が車外に引きずり出されて暴行を受け、右手などを骨折する重傷を負った。また、元々このケンカの当事者だったとみられる男性が意識...

暴走族から脱退しようとした少年を暴行し、殺害したとして傷害致死罪で起訴されたものの、水戸地裁の裁判官が「保護処分相当」と判断し、水戸家裁に移送した少年3人に対し、同家裁は9日、3人を中等少年院へ送致す...

RSS

編集部ピックアップ

ピックアップフォト