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タイヤ脱落、トレーラーが約27km走行

2004年3月24日(水) 10時10分

23日午後、新潟県朝日村内の国道7号線を走行していた大型トレーラーのタイヤが脱落し、駐車中の軽自動車に衝突するという事故が起きた。

運転していた31歳の男性はタイヤ脱落には全く気がついておらず、脱落した現場から約27km離れた地点で検問中の警察官に指摘され、ようやく脱落に気づいたという。

新潟県警、山形県警の調べによると、問題の事故は23日の午後0時25分ごろに発生している。鋼板49トンを積み、岩手県内に向かっていた大型トレーラーが朝日村大須戸付近の国道7号線ほ走行していた際、トレーラー部分の右後輪が脱落した。

脱落したのはダブルタイヤの外側で、転がったタイヤは道路脇の立ち木に激突した。

しかし、これには目撃者がおらず、運転していた31歳の男性もタイヤ脱落には全く気がつかなかった。

このためトレーラーはそのまま走行を続け、最初の脱落から約20分後の午後0時45分ごろ、今度は山北町下大鳥付近で内側のタイヤを脱落させた。タイヤは道路を勢いよく転がり、道路脇のレストラン駐車場に止まっていた軽自動車を直撃した。

直撃する音に気づいた店員が「トラックがタイヤを脱落させた」と警察に通報したが、それでも運転者は気がつかず、現場に止まることもなかった。

トレーラーはさらに25kmほど走行。山形県温海町内に入ったところで新潟県警から連絡を受けて検問中だった山形県警の警察官によって発見され、以後の走行を抑止された。

タイヤを固定するボルト8本はすべて破断していたが、トレーラーの後輪は3軸タイプだったことなどからバランスを崩さなかった。こうした理由から運転手も異常に気がつかなかったようだ。

最初にタイヤが脱落した場所を管轄する新潟県警・村上署では、整備不良などの疑いもあるとして、この運転手から詳しい事情を聞くとしている。

《石田真一》

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