アルパイン『INA-D300JN』には、従来型のタッチパネルとは異なり、操作した感触を指に伝えるという世界初のパルスタッチ型モニターが採用されている。
画面に触れると同時に軽い振動が指に伝わる。「触ると振動する」という予備知識なしに触れてしまうと、ちょっとビックリしてしまう。
触れた部分が振動するというのはどのような技術なのか。これについてアルパイン・マーケティング営業推進部の新名俊治マネージャーは「実は画面全体が振動しています。ただし、触れているのは一部分であることから、そこだけが振動しているように錯覚してしまうのです」と説明する。
振動パターンは全部で8種類あり、複数のメニュー項目が表示される画面では、操作項目によってこのパターンを使い分けている。液晶画面上にボタンが表示されている場所のみが振動対応しているので、ボタンが無い部分を触れた場合には当然ながら無反応となる。
画面は振動すると同時にクリック音を発するが、これもパネル自体が振動することによって成しているそうだ。