三菱ふそうトラック・バス、大型路線バスのハイブリッド車を発売

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三菱ふそうトラック・バスは23日、大型路線バスシリーズに、シリーズ式ハイブリッドシステムを搭載した『エアロノンステップHEV』を発売した。

ディーゼルエンジンを発電専用に使用。駆動力はモーターから得る仕組みとすることで、燃費を通常のディーゼル車の1.4倍、NOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)といった排出ガスを2003年新短期排ガス規制値にくらべ50%以上低減した。

大型路線バスのハイブリッド車は、駆動力にエンジンとモーターを併用するパラレル式を日野自動車が販売した実績があるが、エンジンを発電用にのみ使うタイプは国内で初めて。

価格は、通常の大型路線バスの2倍以上にあたる3980万円だが、低公害車向けの補助金が利用できる。三菱ふそうでは、国内で年間50台の販売を見込んでいる。

《編集部》

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