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携帯電話原因の交通事故、主流は「メール」に

2004年1月26日(月) 10時08分

栃木県警は23日、県内で発生した交通事故のうち、携帯電話が事故発生原因になったと考えられる事故が昨年1年間で113件あったことを明らかにした。

これまで主流だった「通話要因」を「メール要因」が初めて追い越した。

これは栃木県警・交通企画課が調べた。昨年1年間に栃木県内で発生した交通事故の総発生件数は1万6028件だが、このうち113件の事故については「走行中の携帯電話使用が事故発生原因となった」と推測されるという。

これまでは通話中に注意散漫となり、前方のクルマに追突したり、歩行者と接触するというケースが目立っていた。ところが昨年は通話中の事故が減少。代わって新たなるパターンの事故が浮上した。

それが「メール要因」と言われるタイプの事故。携帯電話絡みで発生した事故113件のうち、液晶画面注視が18件、メール操作中が17件となり、この二つだけで35件となった。これまで主流だった「通話要因」は31件となり、初めてメール要因が追い越した。

また、相変わらず多いのが「着信時要因」で、着信の際に慌てて床に携帯電話を落とし、それを拾おうとして起きた事故は20件。鳴った電話を探している最中に事故を起こしたケースは27件と、相変わらず多いことがわかった。

警察では「これまでは携帯電話は通話に夢中になって運転を誤るケースが多かったが、今は走行中にメールを打つという悪いパターンが増えている。

パトカーの乗務員が“メールを打っているクルマにぶつけられそうになった”と訴えるケースも増えてきており、こうしたドライバーを見つけた場合には、積極的にクルマを止めるように指示している」とコメントしており、その深刻さを強調している。

《石田真一》

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