ホーム > テクノロジー > カーナビ/カーオーディオ新製品

【東京ショー2003速報】アウディ純正ナビにみるインターフェイス思想の違い

2003年10月30日(木) 17時36分
アウディ『A3』に装着された欧州型ナビの画像
地図を含め、操作系は単純明快に作られている。複雑さを好まないのが欧州流かの画像
周囲に配置したボタンで機能を切り替えるが、操作はこのコントローラーひとつで行うの画像
日本向けアウディ『A8』には、ナビ慣れした日本人向けに合わせた改良がなされたの画像
コントローラーの上に薄型ジョイスティックを配置。これで複数動作が可能にの画像

アイシン・エイ・ダブリュブースには、日欧それぞれのアウディ車に純正オプションとして装着される同社製のナビゲーションが展示されている。

欧州向けの純正ナビはロータリーコントローラーで操作を行う。回す、押すといったアクションが可能となっているが、基本的には単独のコマンド操作しかできないという、単純明快さが特徴だ。

例えば地図の詳細〜広域の操作は、コントローラーを回して「縮尺」を選び、押す動作で決定。そうすると画面上では縮尺操作のみが可能となり、ロータリーを回すと縮尺がシームレスに変化していく。

ただし、「単独のコマンド操作のみ」と前述したように、この時点では縮尺のみのコントロールとなっているため、例えば東西南北への移動はできない。それを実行したいのなら今度は「移動」を選んで決定。さらにロータリーで東西、あるいは南北を選択して操作…となるのだが、これはかなり面倒。

あれもこれも一度にできるタイプのナビに慣れてしまった人間には、この単純明快さにイライラ感すら覚える。

日本向け『A8』などに搭載される純正ナビでは、欧州向けと似たようなインターフェイスを採用しながらも、ロータリーコントローラーの上に指で操作可能な薄型ジョイスティックを載せている。基本的な操作は欧州向けと同様なのだが、ジョイスティックのおかげで一度に複数の操作を行うことができるようになった。

「両方のナビとも、それぞれの地で販売する拠点の要望に沿って仕様が作られた」と、アイシン・エイ・ダブリュの説明員は語る。同じ自動車メーカーのクルマに付けられるナビでも、その土地によって求められる機能が違うのも当然かもしれないが、インターフェイスにも思想の違いが出ているのは興味深い。

《石田真一》
画像
画像
画像
画像
画像

注目ニュース

【東京ショー2003速報】キャラクター起用でナビのエージェント機能が進化

最近のカーナビはDVDやハードディスク(HDD)など、大容量化されたメディアの採用によって、膨大なデータベースを内部に抱えるようになった。これに通信機能が加わり、さらに増えた情報をどのように裁いていく...

【東京ショー2003速報】地上波デジタルテレビ放送も車内で受信OK

12月1日の午前11時から東京・名古屋・大阪の各都市で放送が開始されることが決まった地上波デジタルテレビ放送。三洋電機ブースでは車載用の地上波デジタル放送受信ユニットが展示されている。

様々な要因でサービスの提供が無期延期になった網走周辺を除き、日本全国で3メディア、3レベルでのサービスを提供するようになったVICS。これからは情報の中身が勝負になる。ドライバーにより役立つ情報を提供...

【東京ショー2003速報】LEDヘッドライトは2006年以後に爆発的増加

今回のショーで目立ったのは、LED方式のヘッドライトを装着したコンセプトカーの存在だ。ヘッドライトはクルマの「眼」として描かれることも多く、フロントデザインの根幹を支配している部品だが、LEDを採用し...

三菱電機スタンドでは、ETCと並んで、聞きなれない「DSRC応用システム」なるものが展示されていた。DSRCとは「Dedicated Short Range Communication」(狭域通信)の...

RSS

編集部ピックアップ