心臓がドキドキするようなデザインで大胆に、しかも鮮烈に登場したのが『Z4』だ。続く新型BMW『5シリーズ』もZ4のデザイン路線を選択した。なぜか? 意図を詮索したくなる。好評な3シリーズのデザイン路線...
【新BMWデザイン考】“濃い”BMWと“薄い”BMW……パラダイス山元
★性能はともかく……キドニーグリルにあこがれ
一般の人から見て「オエーッ」と思われてしまうエクステリアは、ともすると柔らかい有機的生物系になりがちな複雑な3次元パネルとキャラクターラインを、硬質な素材から切り出された彫刻のようなフォルムに見せ、インテリアの硬質なディテールの仕上げと相まって、全体的にバランスを保っている。BMWの新世代ロードスターの先陣を切った『Z1』からは想像できないほど、Z4はクルマというより美術嗜好品に近づいた。
Z4の真のライバルは、ポルシェ『ボクスター』ともいわれている。同じドイツの自動車メーカーであるのに、これだけ正反対のデザインコンセプトで勝負している点に私は注目したい。直列6気筒と水平対向6気筒の直接対決の結果はどうなるか、今後の販売台数競争も見どころである。
BMWのスタイリング上でのオリジナリティといえば、すべての車形に共通するフロントの伝統的なキドニーグリルとオーナメントバッチの関係である。時代とともにフロントランプなど最新技術が盛り込まれて大きく変貌しつつも、この一大テーマは他のデザインの進化と歩調を合わせ微妙に革新され続けているのである。Z4も5シリーズも、イメージリーダー的存在の『Z8』と同じBMWの魂を持ったクルマという思想の一貫性がファンの心を捉えていると思われる。
かたや日本車の、どのクルマがどこのメーカーのものなのか判別つかない状況に対して、ヨーロッパ・アメリカ勢メーカーのクルマに対する認識の違いは歴然である。アメリカのX3のオーナーのなかには、性能はともかくBMWらしい顔つきのSUVに乗りたかった、という人もいるのである。
1/3★異質なほど存在価値、優越感が高まる
3/3★5シリーズはデザイン的に「薄いクルマ」
注目ニュース
新型BMW『5シリーズ』には、信頼性の高い2.5、3.0リットルの直列6気筒エンジンと『745i』で定評のあるV型8気筒エンジンを設定、トランスミッションには全車に電子式油圧制御6ATを搭載した。
新型BMW『5シリーズ』の全モデルに標準装備したアクティブ・ステアリングは、走行条件に合わせてステアリングのギア比とパワーアシスト量を無段階に調整、舵角を調整変化する先進的な技術だ。
BMWジャパンは、ロードスター『Z4』の価格を発表した。1月11日から全国のBMWディーラーで販売する。ニューBMW・Z4は、従来の『Z3』ロードスターがプレミアムセグメントに移行してモデルチェンジし...
BMWジャパンは『5シリーズ』、『7シリーズ』、『Z4』の仕様も変更した。BMW純正のETC車載器システムを、5シリーズはオプションで、7シリーズは標準装備した。Z4は、BMW純正ETC車載器システム...
新型BMW『6シリーズ』クーペは、力強く、伝統的なプロポーションが際立つ。強さと自信のオーラを発散し、グラマラスなキャラクターがある、とメーカーでは自負する。そのエクステリアのモダンなデザインは、イン...
特別編集
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