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車内では携帯電話の電源を切りましょう---バス運転手のアナタも!

2003年7月16日(水) 09時42分

南海りんかんバスの運転手が信号待ちで停車した際、自分の携帯電話に着信していた電子メールを読んでいたとして、国土交通省・近畿運輸局の和歌山運輸支局は14日、同社に対して「乗客に不安を与える行為だ」と口頭で指導していたことを明らかにした。

同社はこの運転手に対し、訓告と乗務停止3日間の懲戒処分をすでに実施していることも明らかにしている。

南海りんかんバスによると、この運転手は6月26日の夜、林間田園都市駅から紀見ケ丘に向かう路線バスに乗務中の午後8時ごろ、国道371号線の交差点で信号待ちをしていた際、携帯電話に着信していたメールを読んでいたところを乗客が目撃。同社と近畿運輸局に対して「バス運転中にメールを読むとは言語道断だ」とのクレームを行った。

近畿運輸局の指摘も受け、同社の運行管理者が問題の運転手に確認を取ったところ、バスの「出発直前に着信したメールを信号待ちの際に確認していた。信号停車中なので安全上の問題はないと思った」と、メールを確認していたことについては全面的に認めた。携帯電話は私物で、運転席のピラー付近に立てかけてあるという。

同社は管轄の和歌山運輸支局に運転手からの聞き取り調査の結果を報告。和歌山運輸支局も「走行中の使用には当たらず、道路交通法にも抵触しない」という確認をしたが、その一方で乗客からクレームが寄せられたという事態を重く受け止め、同社に対して「乗客の不安を招くような誤解されやすい行為は慎むべきである」という口頭注意を行った。

また、同社はこれを受け、携帯電話は乗務前に電源を切るか、所属する営業に置いていくなどの再発防止策を掲げて全職員への徹底を約束するとともに、問題のバス運転手に対しては乗務停止3日間と、訓告の懲戒処分を実施している。

バスの運転手が走行中に携帯電話でメールのやり取りを行っているという問題は先月に数件浮上しているが、表ざたにならないだけでこれまでも頻発していたのではないかとも思われる。

《石田真一》

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