【新型日産『プレサージュ』発表】普段の快適性を重視し、キャプテンシート採用

2003年6月27日(金) 16時21分
レバー操作でベンチシートに早代わりの画像
足元を照らすランプ。この場所に置いたのは初めてだというの画像

新型『プレサージュ』は多彩なシートアレンジを特徴としたクルマだが、ワンモーションでフルフォールディングを可能としたサードシートだけではなく、普段はキャプテンシート、時と場合に応じてベンチシート形状にもなるセカンドシートも特徴のひとつといえるだろう。

商品企画本部の西尾廣基・チーフプロダクトスペシャリストは「ミニバンの日常使用を考えた場合、フル定員乗車することはほとんどなく、普段は2〜3人乗りとして使うことが大半だと思います。そこで2列目にはキャプテンシートを採用することを決めましたが、横にスライドする機能を設け、ベンチシートとしても使えるようにしてあります。シートベルトも設置して法的な問題もクリアし、最大乗車時には8人乗りになります」と説明する。

左側の座席をレバー操作でスライドさせ、ひじ掛けを跳ね上げた状態で右側のシートと密着させればベンチシートに早代わりする。ひじ掛けの部分が背もたれに変身するという仕組みだ。普段はキャプテンシートとして使えるため、「最初からベンチシートを採用したミニバンよりも乗り心地が良い」と西尾チーフは言う。左座席をスライドさせる方式を選んだのは、左ドアからの乗降性を高めるという目的もあったようだ。

チャイルドシート装着に関してはセカンドシート、サードシートの両方に装着できるが、ISO-FIXに対応しているのはセカンドのみとなる。

「1列目と2列目で4人乗車とし、サードシートを完全に収納した場合、これまでのミニバンにない広大なスペースと快適な乗り心地を得ることができます。こうした使い方は非常に贅沢といえるのではないでしょうか」と西尾チーフは語るが、使い方次第では『エルグランド』よりも快適になるというところが隠れたアピールポイントのようだ。

《石田真一》
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