『インスパイア』の3リットルV6エンジンは、クルージングなどの低負荷時に3気筒を休止させる「可変シリンダーシステム」を搭載した。ホンダでは『シビック・ハイブリッド』にも使われている技術であり、インスパ...
【新型ホンダ『インスパイア』発表】正しい姿勢で乗ってこそ活きる安全システム
新型『インスパイア』に数々のハイテク装備が搭載されているが、その最たるものは追突軽減ブレーキ(CMS)+E-プリテンショナーの組み合わせだろう。ミリ波レーダーで前車との距離を測定。ブレーキを自動的に掛けて速度を落とし、同時にシートベルトを巻き上げてドライバーの体を固定するなどして追突被害を軽減するものだ。
レーダーからの情報によって「衝突の危険性が避けられない!!」とコンピューターが判断した場合、ベルトを締め上げ、故意にショックを感じるような減速動作を取ってドライバーに危険発生を知らせる。
この段階でドライバーが気づいて回避動作を行った場合、そこから先の動作はキャンセルされるが、もし気づかない場合には一段と強く締め上げて、さらに強いブレーキを掛ける。
商品・技術戦略室の金子隆浩・主任研究員は「60km/hで追突するよりも、30km/hで追突した場合の方が被害は確実に減少します。このシステムは完全にクルマを止めるものではなく、減速アイテムなのです」と説明する。
発表会では実際の回避動作のうち、E-プリテンショナーによるシートベルト巻上げが体験できた。最初のベルト引き込み量はわずかだが、聞き慣れないモーターの音が耳元で響くため異常には気がつくかもしれない。
だが、それに気付かなかった場合にはさらにベルトを巻き上げて衝突に備えることになるが、この際の巻上げ力はかなりもの。シートバックに体が貼りつくぐらいの感覚と言っても決して誇張はない。
もちろん、このシステムの能力を100%発揮するためには、正しいドライビングポジションでシートに座り、シートベルトもしっかりと着用しておく必要がある。故意にシートを倒しすぎたり、ベルトを緩くさせるグッズなどを使った場合には何の役にも立たない。そしてこれがあくまでも“追突軽減システム”であることも。
SUV同士のサイドクラッシュテストの悲惨な結果
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