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日産「180」、初年度で2つの目標をクリア!

2003年4月23日(水) 21時41分
北米市場を意識したスカイライン・クーペの画像

日産自動車は23日、2003年3月期の連結決算見通しと、中期経営計画「日産180」の進捗状況を発表した。営業利益、純利益が過去最高を更新するとともに、180で掲げた営業利益率目標と自動車事業実質有利子負債ゼロを達成した。カルロス・ゴーン社長は、全世界で100万台の販売拡大計画も「簡単ではないが、必ず達成できる自信を持っている」と強調した。

売上高は、前期比10.6%増の6兆8500億円、営業利益は同50.7%増の7370億円、純利益は同33%増の4950億円となる見通し。下期に欧米の販売が減少したが、全世界で12の新型車を投入した結果、世界販売台数は前期比6.7%増の277万1000台に増えた。営業利益が同期も大幅に増加した要因は、主に調達コストの削減によるもので、2270億円の増益効果があった。

日産180では、営業利益率8%の達成を目指したが、営業利益率は10.8%に達し、180の初年度で目標を達成した。また、02年度当初に4317億円あった自動車事業実質有利子負債は、完全に解消し、80億円のキャッシュポジションを得た。
 
日産は、04年度末を目標にした日産180で、3つの目標を掲げたが、計画初年度で、有利子負債ゼロ化と営業利益率8%の2つの目標を達成したことになる。残るは、全世界の販売台数を01年度の260万台から、05年度半ばまでに360万台へと100万台上乗せする、という目標。03年度は、北米を中心に販売を拡大し、前年度比9.7%増の304万台の販売を計画している。

《編集部》
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