新型『ハリアー』にはこのクルマが世界初となる様々な最新技術が惜しみなく投じられている。その大半は安全装備に関するものだが、誰でも一目瞭然というハイテク装備が最上級グレード「AIRS」に装備されたAFS...
【新型トヨタ『ハリアー』発表】衝突0.5秒…世界初の安全装置、50万円也
新型『ハリアー』にはミリ波レーダーによって前方の障害物を検知し、衝突が避けられないとコンピューターが判断した場合、運転席と助手席のシートベルトを瞬時に巻き取って乗員の負傷を軽減する「プリクラッシュセーフティシステム」が採用された。一部に日産が特許を持つ技術を使用しているが、市販車への採用はハリアーが世界初となる。そしてこれは日本仕様オリジナルの技術なのだ。各種エアバッグとセットでのオプションとなるが、価格も50万円とズバ抜けて高い。
「勘違いしてほしくないのは、これはあくまでも衝突をレーダーが察知して、避けられないと思ったときにベルトを巻き取って乗員を強制的に拘束し、負傷の度合いを下げるというもので、自動的に急ブレーキをかけたり、避けたりするものではありません。機器が動作する場合は衝突が前提となります」と説明するのは、第5開発センター・第2電子技術部の家中竜太郎係長。
「レーダーといっても距離で測定しているのではなく、障害物までの到達時間です。衝突までの残り時間0.5秒までにはシステム動作が終了し、ベルトによる乗員の強制拘束ができるようになっています。レーダーが障害物を検知していなくても、急ブレーキを使用すれば同様の措置が取られます。運転者がブレーキを踏んでいる場合には、踏み込み量が適切になるようにアシストしますが、ブレーキを踏んでいなければベルトを巻き取るだけですね」と付け加える。
このシステムが北米仕様に用意されなかったのは「部品調達の問題」(家中係長)としているが、第一開発センターで新型ハリアーを担当する岡根幸宏主査は「アメリカのあらゆる道路でのテストが終了しておらず、万全を期す意味で搭載を見送った」と説明していた。
設備投資を伸ばしたしたあの会社はどこか違う
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