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前夜の飲酒で翌朝に捕まることもある---福井県警の現役警官が当て逃げ?

2002年12月9日(月) 12時00分

福井県警は9日、鯖江署の警備課に所属する43歳の巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕したことを明らかにした。自宅近くで接触事故を起こした際、呼気から酒気帯び相当量のアルコールが検出されたが、巡査部長は「前夜の酒が残っていたようだ」と供述している。

福井県警・丸岡署の調べによると、事故が起きたのは9日の午前8時35分ごろだという。福井県春江町の町道交差点で、52歳の男性が運転する乗用車と、別の乗用車が出会い頭に接触する事故を起こした。男性は物損事故ということで110番通報を行ったが、もう一方の当事者が「自宅に戻る」と言って姿を消してしまった。

丸岡署の捜査員が当て逃げの可能性もあるとして調べを進めていたが、午前9時50分に男が現場に戻ってきた。事故当時の状況を聞いていたところ、酒臭いことに捜査員が気づき、アルコール検査を行ったところ、呼気1リットル中0.17ミリグラムのアルコールを検出。男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。また、後の調べでこの男が鯖江署の警備課に所属する巡査部長であることが発覚している。

取り調べに対してこの巡査部長は「前夜に忘年会があり、午前0時ごろまで飲んでいた。アルコールが残っているとは思わなかった」と供述。現場から立ち去った理由については「自宅から事故発生の一方を鯖江署の上司に連絡していた。結果的に時間が掛かってしまった」などと話しているという。事故発生直後に現場から立ち去ったということでは、道交法違反(ひき逃げ)が構成される要因にもなるため、今後も関係者からの聴取を進めていく方針。

《石田真一》

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