高齢者の大半が自分の運転テクニックに過信!? アンケートで明らかに

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兵庫県警は17日、20歳から73歳まで無作為に選んだ免許更新者600人を対象にしたアンケートの集計結果を公表した。

これは今年5月、免許更新に訪れた600人を年代別に無作為に抽出して行ったもの。「クルマの運転に自信があるか」や「事故を起こすのは運転が下手な証拠だ」など、22項目について回答を依頼した。

この結果、「クルマの運転に自信がある」と答えたのは65歳以上の高齢者が最も多く、「事故を起こすことは運転が下手な証拠」を“はい”と答えた人も高齢者がトップとなった。キャリアに裏打ちされた自信というわけだが、その一方で高齢者の動作性は確実に低下しており、とっさの判断を苦手とするケースも目立つ。操作性に対する過信、そして肝心の動作遅れから事故に発展するケースは年々増えており、今後もその傾向が続くと見られている。

県警では「高齢者の事故を減らすためには、動作の機敏性が加齢によって悪くなっていることを認知させるしかない。高齢者の考え方を把握できただけでもアンケートの成果はあった」と説明している。

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《石田真一》

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