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篠塚建次郎、三菱自動車を退職---マネージャーより現役だ

2002年6月11日(火) 12時00分
篠塚建次郎(2002パリ〜ダカールラリー)の画像
篠塚建次郎(2002パリ〜ダカールラリー)の画像

パリ〜ダカールラリーでの日本人初の総合優勝をはじめ、モータースポーツ界に多大な貢献をしてきた篠塚建次郎はれっきとした三菱自動車社員だが、来る7月10日付をもって同社を退職することとなった。責任者への転身を考える三菱に対し、本人は現役続行を望んだため。

三菱自動車およびラリーアート・モータースポーツ関係者は、この3月に開催されたFIAクロスカントリー・ワールドカップ、「イタリアン・バハ」終了後の総合的な判断から、篠塚をチーム管理責任者などに転身させることで本人と話し合いを続けていた。しかし本人は「あくまで現役ドライバーとしての活動を続けたい」との意向で、三菱とラリーアートはこれを尊重し、篠塚の円満退社となった。

篠塚は、「三菱チームでは増岡浩が育った。チームからは管理責任者などへの転身の話もあったが、自分としてはあくまでも現役のドライバーとして新しい可能性を求め、三菱退職の道を選択した。自分の思う人生に向かって挑戦して行きたい」とコメント。

■篠塚建次郎(しのづか・けんじろう):1948年11月20日、東京・大田区生まれ。71年、三菱自動車に入社。宣伝、営業、商品企画、海外関係の業務のかたわら、91年・92年WRC(世界ラリー選手権)アイボリーコーストラリーで2連勝、97年パリ〜ダカールラリーでは日本人初の総合優勝を果たすなど国内外のラリー競技で活躍。その後、パリダカをはじめとするクロスカントリーラリーに専念するため、2000年からMMSE(欧州三菱自動車販売株式会社)パリ支店に勤務。02年パリ〜ダカールラリーでは総合3位入賞している。

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《高木啓》
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