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【インディ500】日産インフィニティ、85周トップで40万人にアピール

2002年5月31日(金) 12時00分
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日産自動車は、アメリカでは高級車ブランドのインフィニティを通じてモータースポーツに参加している。26日にIRLシリーズの一戦としてインディアナポリス行なわれた伝統の「インディ500マイル」ではインフィニティ・エンジン搭載車が7台出走、トップ走行最多ラップを記録するなど健闘したが、惜しくも表彰台をのがした。マネージャーやドライバーのコメントを拾ってみた。

200周で争われるレースは序盤29周目、クラッシュのために最初のコーションが出され各車ピットイン。トップで戻ったのはインフィニティを駆るトーマス・シェクター(レッドブル・チーバーレーシング)だった。このあとシェクターは完全にトップをキープ、一時は12秒という大差で2位以下を引き離すが残り27周、バランスを崩してコンクリートウォールにクラッシュ、残念ながらリタイアしてしまう。

このクラッシュによるイエローコーションで、代わって5位を走行していた同僚のエディ・チーバー・Jrがトップ勢に肉薄するものの、残り2周で再びイエローコーションが出され、トップを走行していたエリオ・カストロネベス(チームペンスキー)がそのままチェッカー、2連覇を果たした。チーバーも5位でゴール。

インフィニティ勢はチーバーの5位を最高に、ロビー・ビュールが16位、服部茂章が20位、ローラン・ルドンが22位、マックス・パピスが23位、サラ・フィッシャーが24位。

後半までトップを快走していたシェクターは200周のレースのうち85周をリードして最多トップラップ賞を獲得。さらにレース中のファステストラップとなる226.499マイル/h(362.4km/h)を記録、日産インフィニティ・エンジンのポテンシャルの高さを40万人の大観衆にアピールした。

ベルナルド・デュド(インフィニティ・モータースポーツ、インディ・レーシング・プログラム・マネージャー):「今日のインフィニティ・エンジンのパフォーマンスには満足だ。7台のインフィニティ・エンジン搭載車が出場たが、どのマシンもエンジンの調子は良かった。IRLの残りのシーズンでもこの調子が続くと思う」

エディ・チーバー・Jr(5位、レッドブル・チーバー・レーシング):「エンジンは非の打ち所がなかった。今日このサーキットで最高のエンジンだった。アル(・アンサー・Jr)は僕が後ろにつくたびになぜか減速、そのため3位を逃した」

服部茂章(20位、ブラッドレー・モータースポーツ):「序盤はリアのグリップが無くて氷の上を走っているような感じだったが、3回目のストップからトップ勢と同じペースで走ることができた。今回はインディ500の難しさと偉大さを痛感した」

サラ・フィッシャー(24位、チーム・アレグラ・ドレイヤー&ラインボルド・レーシング):「無線が20ラップ目くらいから壊れてしまい、レース終盤にやっと回りのクルマを追いかけることができたが、遅すぎた。こんな素晴らしい環境でまた仕事がしたい」

トーマス・シェクター(26位リタイア、レッドブル・チーバー・レーシング):「インフィニティ・エンジンは本来の性能を発揮できた。始めから終わりまで好調だった。アクシデントは本当に残念、何が起こったのか全くわからない。最終ラップまでトップを走りたかった」

《高木啓》
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