2年連続でオーストリアGPでチームオーダーを発令し、世界的な非難を浴びているフェラーリ。チーム代表のジャン・トッドが反論した。
「ミハエルが44ポイントで、ルーベンスは6ポイント。ドライバーズチャンピオンシップを獲る可能性が高いミハエルにとって、4ポイントは重要なんだ。だからルーベンスにミハエルを先行させるように頼んだ」
「我々はチャンピオンシップを戦っている。難しい戦いだ。97年、98年、99年と私たちは最終戦でタイトルを逃している。だからこそ再発を防ぐ必要があるんだ。さもなければそうはしなかった」とジャン・トッド。
テクニカルディレクターのロス・ブラウンは「一般的な反応はある種理解できる」としながらも「ルーベンスは素晴らしいレースを見せた。レースの結果がどうあれ、彼のパフォーマンスを損ねるものではない。フェラーリはダブル・タイトルを獲得するために戦っているということを理解して欲しい」と理解を求めた。