三洋電機、カーオーディオ用DSPを新開発---オールinワンで高性能
三洋電機セミコンダクターカンパニーは、カーステレオシステムを効率的に構成する“1チップ”音響DSP『LC75010W』を開発した。DSPとはデジタル・シグナル・プロセッサのことで、LSI=大規模集積回路の一種。
オーディオシステムの信号処理は、サウンドクオリティの向上、音場補正等の補正機能、デジタルソースへの接続などに対応するため、デジタル処理の必要性が急激に高まっている。従来型のDSPチップでは、求められている機能に1チップでは充分に対応できなかったが、LC75010Wは充分な処理能力を実現した。
さらに従来のオーディオシステムでは、入力信号のアナログソースセレクタ、電子ボリュームは別々のチップで構成されており、LC75010Wでは、これらの機能も1つのDSPチップに内蔵されることになった。
この結果、基盤上の実装面積の削減、セットの小型化が可能となった。さらにデジタル処理という特徴を活かして、車種別の車内特性補正を基盤変更ではなくDSPの係数変更でできるため、搭載車種の多い純正ステレオの共通設計化も可能となる。
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