【パナソニックHDDカーナビ発表】PDA『ザウルス』へ地図を切り出す

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パナソニックHDDカーナビにはもう一つ注目機能がある。それはシャープ製PDA『ザウルス』との間でSDメモリカードを利用して、地図の切り出しを可能としていることだ。この機能は、目的地と離れた場所に駐車したときなど、SDメモリーカードに必要なカーナビ地図を保存して持ち出すことを可能としている。

ルート探索機能は搭載していないものの手元で地図が見られるようになるわけで、その使い勝手は大幅に向上したと言えるだろう。この機能に対応しているのはSDメモリーカードスロットを用意しているザウルス「MI-E21」、「MI-L1」、「MI-E1」の3機種のみ。最新の「MI-E25DC」については現在のところ検証中だという。

また、インダッシュモニターを使いたくても1DINスペースしかない輸入車ユーザーのために、今回はインダッシュモニターをセットにした『CN-HD9000SD』とFM/AMチューナー、パワーアンプ内蔵AVマスターユニット(『CA-TU7200D』または『CA-TU9200D』)との組み合わせで、1DIN・AV+ナビシステムへの発展に対応したのも朗報だ。

本機はHDDナビならではのメリットを最大限に活用するために、ライバルの活躍を横目にその内容をじっくりと煮詰めたあげただけのことはある。地図の高精細化はもちろんのこと、地図データの書き換えや追加などを実現し、その上で地図の切り出しなどにもカーナビで初めて対応したのは高く評価していいと思う。

HDDナビで昨年1年間、我が世の春を謳歌していたカロッツェリアにとって、最大のライバルがついに登場したと言っていい。迎え撃つカロッツェリアもHDDナビのマイナーチェンジを予定しており、この夏商戦はHDDナビによる熱い戦いになりそうだ。

《会田肇》

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