「止まるのが面倒」交差点をノンストップで通過しようとしたドライバー

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新潟県警は25日、14トントラックを運転中に信号を無視して交差点に進入し、青信号で走ってきた軽自動車と出会い頭で衝突。このドライバーに軽傷を負わせる事故を起こしたとして、50歳のトラック運転手を危険運転致傷罪で逮捕したことを明らかにした。

この事故は今月19日早朝、新潟県大潟町の国道8号線の交差点で、右車線から信号待ちのクルマを追い越す形で進入した14トントラックと、左側から青信号で走ってきた軽自動車が出会い頭に衝突したというもの。この事故で軽自動車は大破したが、運転していた28歳の女性は幸いにも打撲などの軽傷で済んだ。

警察では目撃者などの証言から、事故を起こしたトラックが70km/h程度の速度を維持したまま、信号待ちをしているトラックを追い抜く形で右車線に出て走行し、そのまま交差点に進入したことが事故の原因であり、故意に信号を無視した結果生じたとして、業務上過失傷害ではなく危険運転致傷罪の適用を決めたもの。

警察の取調べに対して、トラックの運転手は「一度減速すると加速まで時間がかかるので、止まることを避けたかった」と証言しているという。

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《石田真一》

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