加藤製作所は29日、ホイールクレーン「KR-10H型」の動力伝達装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。91年10月〜96年6月に生産された1723台が対象。エンジンのフライホイールとトルクコンバーター部品を連結しているボルトの緩み止め用針金が振動で切れる→針金がエンジン熱で赤熱する→エンジンルーム内の吸音材に接触→火災になるおそれがある。これまでに4件の不具合が見つかっている。