マツダが発表した10月の生産・販売状況によると、世界生産台数は前年同月比0.3%増の6万8100台と微増ながら前年を上回った。国内販売は不振だが、輸出と海外生産は順調だった。
国内生産は同4.7%減の5万5723台だった。2カ月連続のマイナス。国内販売が同15.5%減の1万7812台と低迷したのが原因だ。国内販売は主力の『デミオ』、『ファミリア』などほとんどの車種がマイナスで、前年を上回ったのは『ボンゴフレンディ』や『タイタン』、『RX-7』程度。
輸出は同10.0%増の3万3895台。米国向けの『プロテジェ』(日本名『ファミリア』)、『トリビュート』が好調。海外生産は同31.7%増の1万2377台だった。