富士重、中間決算は増収増益でも先行きは暗い!!

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富士重工業の2001年9月期の中間連結決算は、連結売上高が前年同期比5.4%増の6599億円、連結営業利益が同32.1%増の438億円となり、増収増益となった。

連結経常利益は同26.4%増の374億円、当期純利益が前期の55億円の赤字から、159億円の黒字に転換した。国内販売は同5.1%減の13万台とマイナスだったが、北米の販売が好調だったのに加えて円安による為替差益で好調だった。為替差益は171億円、原価低減118億円の効果があったが、販売管理費の増加92億円、台数マイナスで23億円の減益要因があった。

ただ、通期は連結売上高が同4.4%増の1兆3700億円、連結営業利益が同14.3%減の700億円、連結経常利益が同14.7%減の610億円と、増収減益となる。期初の予想よりも売上高で300億円、営業利益で140億円、経常利益で160億円それぞれ下方修正した。国内の販売台数が当初の予想よりも2万3000台マイナスとなるため。

《レスポンス編集部》

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