経団連と日経連が統合---「日本経済トップ」初代会長にトヨタの奥田会長

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経団連と日経連が統合---「日本経済トップ」初代会長にトヨタの奥田会長
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経済団体連合会(経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が来年4月に統合して発足する「日本経済団体連合会」の初代会長に、トヨタ自動車会長で現日経連会長の奥田碩氏の就任が内定し、12日両団体より発表された。

来2002年1月に両団体が臨時総会を開き、総会手続きを進める。同年5月28日、新団体の第1回定時総会を開催し、会長を含めた役員人事を正式に決める。

今井敬・経団連会長(新日本製鐵会長)が奥田・日経連会長に新団体の会長就任を依頼したという。「奥田会長は若く人格も立派である。何よりも日経連会長として立派な業績をあげられている。そうした理由で私からお願いし、このたびご内諾をいただいた」。また奥田・日経連会長は「諸般の事情を考え、やるべきことをやると覚悟を決め、内諾した」と語っている。

経団連は経済界が直面する内外の重要課題の解決を図り、自由主義経済の維持・活性化を目標としてきた。また、日経連は「経営者よ正しく強かれ」とのスローガンのもとで、労働問題を専門的に扱う経営者団体として設立され、活動してきた。

《高木啓》

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