ファイアストンがアメリカ各州に支払う和解金の内容

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ファイアストン社はタイヤリコール問題に関して、アメリカ各州からの集団訴訟を回避するために和解金を支払うことになった。8日、各州の司法当局と合意した。

この和解の内容だが、ファイアストンがアメリカ50州とコロンビア特別区、プエルトリコ、バージン諸島に対してそれぞれ50万(約6000万円)ドルを支払う、というもの。さらにファイアストーンは州単位の訴訟費用として1000万ドル(約12億円)、タイヤの安全性についての公衆キャンペーン費用として500万ドル(約6億円)を負担する。

結局ファイアストンの負担総額は5000万ドル(約60億円)を超える見込みで、まるで集団訴訟のかわりに全米の州に健康キャンペーン補助金としての和解金を支払うタバコ会社のようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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