三菱自動車工業が、ドメイン名の紛争で敗訴したことが明らかになった。
同社は韓国に住む個人がインターネットのホームページにドメイン名「mitsubishi-motors.com」を登録したことから、ドメイン名の移転を求めて、ドメイン紛争を取扱う世界知的所有権機関(WIPO)に提訴した。しかし、WIPOは三菱自動車の申し立てを却下した。
WIPOによると、この個人が登録したドメイン名が三菱自動車と混同するおそれがあることを認めながらも、この個人がドメイン名の高額な買い取りを目的に取得したいわゆる悪質なものでは無いと判定、三菱自動車の申し入れを却下した。