ホンダは、新設計の水冷4ストローク・OHC単気筒450ccエンジンを搭載した競技用モトクロスマシン『CRF450R』を10日から発売し、これまでヤマハ発動機だけだった4ストロークモトクロッサー市場にホンダも参戦することになった。
CRF450Rはモトクロスレースに使用するレース専用車。昨年のMFJモトクロス日本グランプリでプロトタイプ車がデビューし、今年の全日本モトクロス選手権シリーズやAMAモトクロス選手権でワークスチームが使用している。
2ストロークマシンと同等の戦闘力を発揮する新世代の4ストロークマシンで、エンジンには軽量コンパクトで強力なパワーとトルクを発生する新設計の水冷4ストローク・OHC単気筒450ccエンジンを搭載した。
価格は67万9000円で、年間販売目標は200台。レース専用車であるため、公道を走行させることはできず、ナンバープレートの取得もできないので注意が必要だ。