【新聞ウォッチ】熟女が元気なモーターショー、マダムキラー・コンパニオンも??

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年11月8日付

●政府・自民党、高速道路整備費3-5割減、「第二東名」凍結案 (読売・1面)

●東京モーターショー閉幕、来場者前回比8%減127万人(読売・11面)

●欧州で不振続くホンダ、インド部品でコスト削減 (朝日・11面)

●トヨタグループ、5社9月中間決算、営業増益に、非自動車部門は不振 (日経・11面)

● アイシン精機が米国に生産会社2社設立 (日経・11面)

● BMW、最上級モデル「7シリーズ」販売受け付け中(日経・31面) <

ひとくちコメント

今世紀最初の東京モーターショーが閉幕した。きょうの読売などが、来場者が「前回(99年=138万人強)と比べ、8%減少した」と、報じている。原因に「3日の文化の日が土曜日と重なって、休日が1日少なかったこと」などと指摘している。

たしかに、平日が8万人前後の来場者に対し、土・日曜は、ざっと2倍になる。しかも、今回、その3日は、18万人を超えるという大混雑ぶりだったという。その日は筆者も会場内で取材をしていたが、どこのブースでも身動きがとれないほどで、クルマを見るというよりは、人ごみの中でたむろしていただけという感覚だった。

興味深いのは、会期中、一体どんな人たちが訪れたのかである。実際に調べたわけではないが、見た目では来場者の年齢層が、若いカップルよりも、中・高年層が目立っていたようにも思える。しかも、ホテルのランチタイムに出没するような熟年女性たちも多く、平日は近くのスーパー「カルフール」の袋を片手に持った塾女軍団も少なくなかった。

国土交通省の調査では、新規免許取得者が男女とも20-30代が減少傾向にあるのに対し、50歳以上の女性が急増中とか。だから『フィット』のようなスモールカーがよく売れるのもよく分かる。そのうち、モーターショーのコンパニオンもマダムキラーを投入する展示コーナーも出現するかもわからない。

《福田俊之》

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