【株価】出遅れ感から自動車株が人気化---米新車販売が好材料に

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前週末の米国株高を好感し、全体相場は歩幅続伸。自動車株もほぼ全面高となった。ハイテク株の回復ピッチと比べた自動車株の戻りの鈍さから出遅れ感が台頭。他のセクターと比べた業績の安定感から、再び自動車株人気がアップしてきた。

こうなると同じ材料でも見方が変わってくる。1日に発表された米国の新車販売の好調が好材料となり、大手3社を中心に買いが集まった。トヨタ自動車が外資系証券を主体とした買いに、前週末比60円高の3100円と3日続伸。日産自動車も、12円高の557円と反発した。この日、二輪車販売の韓国現地法人設立を発表したホンダも、130円高の4570円と反発した。

スズキが続伸し、三菱自動車工業、富士重工業もしっかり。半面、ダイハツ工業、マツダがさえない動きとなった。

《山口邦夫》

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