2000年度のリコール届出は過去最高---やっぱりあの事件の影響?

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2000年度のリコール届出は過去最高---やっぱりあの事件の影響?
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国土交通省のまとめによると、2000年度(平成12年度)のリコールは届出176件、台数約240万台となり、届出件数は過去最高、台数は過去3番目の高水準になった。

昨年は三菱のクレーム隠し(20件・76万台分)が発生したほか、バスや特殊車両のリコールが増えたのが原因という。不具合場所別では、エンジンが44件(前年度比91%増)とトップで、以下、ブレーキ制動装置37件(54%増)、動力伝達装置17件(42%増)、電気装置16件(6%減)、サスペンション16件(33%増)、燃料装置15件(6%減)と続いており、エンジンとブレーキの不具合が不気味に増えているのがわかる。

また、不具合の初報からリコール届出までの平均期間は、クレーム隠し事件の影響をのぞくと6.3カ月となり、ほぼ前年度並みとなった。

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《編集部》

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