日本損害保険協会は、6月と7月の2カ月間に実施した「リサイクル部品活用キャンペーン」と「部品補修キャンペーン」の実施状況をまとめた。
キャンペーンの結果、リサイクル使用件数は2725件(6月10日〜30日)、バンパー補修件数が40912件(6月1日〜30日)だったとしている。キャンペーンは事故での自動車部品の交換にリサイクル部品を活用してもらったり、補修可能な部品は取り替えずに補修してもらうためが目的。環境を考えたリサイクル促進いうより、損保業界が保険支払い額を減らすためのキャンペーンだ。
また、キャンペーンでは、リサイクル部品を使った人に抽選で3万円の旅行券が当たる懸賞を実施したが、全国から1812通の応募があり、抽選で15人が当選した。
今回のキャンペーンは前年の結果の数値を公表していないため、増えたのか減ったのか、効果があったのかさえも分からない。