【新聞ウォッチ】日産、ルノー出資はゴーン社長の最後の大バクチか? | レスポンス(Response.jp)

【新聞ウォッチ】日産、ルノー出資はゴーン社長の最後の大バクチか?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年10月30日付

●自動車生産、上期3年ぶり前年割れ、メーカー低迷鮮明(読売・8面)

●無料タクシー“発進”へ強気、「ナンバー訴訟」エムケイが訴訟(産経・9面)

●日産、ルノー、相互出資きょう発表(産経・9面)

●米GM、ヒューズ売却合意(産経・9面)

●トヨタ、2年連続利益1兆円へ、コスト削減・円高奏功(日経・1面)

●日経世界経営者会議開催、張富士夫・トヨタ社長講演「コスト競争力が勝負の分かれ目」(日経・10面)

●いすゞ、9月決算で連結営業黒字に(日経・17面)

ひとくちコメント

日産自動車とルノーの両社は、ルノーが日産に出資している提携関係を、相互出資形態に転換することを決めた。きょう30日、正式発表する、と産経が取り上げている。

28日の日経には、大筋合意したと報じていたが、それによると、来年、ルノーの第3者割当増資を引き受ける方式で出資。投資額は1500億円程度で、出資比率は約15%になる見通し。ルノーは2000億円程度投じ、日産への出資比率を現在より7.6%高い44.4%とする。また、2002年中に折半出資で、両社の提携戦略を統括する新会社を設立するという。

「日産の業績回復を背景に、提携関係強化を市場に訴求するのが両社の狙い」(産経)というが、昨日発表した上期の自動車国内生産実績は、ホンダが初めて日産を抜いて2位に浮上した。前年同期比5.3%増とホンダが絶好調なことよくわかるが、それよりも日産が前年同期に比べて8.2%と大きく落ち込んでいるのが気になる。工場売却やリストラで得た利益は、結局、ルノーの株を購入するために行なったわけか。無理矢理、早期退職させられた社員は複雑だろう。
《福田俊之》

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