石原東京都知事は、都が検討している「大型ディーゼル車の首都高利用税」と「産業廃棄物税」について、首都圏の7都県市と共同で導入する意向を明らかにした。来月8日に予定する「7都県市首長会議」で正式提案する考えだが、他県市は「まだ正式な提案がないので…」(神奈川県)と、相変わらずの“石原節”に戸惑いを隠せない様子。
「首都高利用税」は首都高を通過する大型ディーゼルトラックに100〜200円の税金を課し、低公害車への買い替えや排ガスフィルター(DPF)の装着補助費などに使う。産廃税は1トン当たり500〜1000円を課税し、産廃の適正処理費用に使うという。
石原都知事は「歴史的、画期的な取り組みだ」と自賛している。