トヨタ自動車が発表した今年上半期(4〜9月)の世界生産台数は、前年同期比1.0%増の253万5734台だった。国内販売、輸出が落ち込み、トヨタの伸び悩みを象徴した結果となった。
内訳では、国内生産が同0.5%増の164万4823台と前年を上回った。しかし、国内販売が同1.5%減の81万8707台と前年を割り込んだ。毎月1〜2車種の新型車を投入したにもかかわらず前年を割っている。輸出も海外生産シフトで同4.8%減の82万4804台だった。
順調だったのは海外生産。同1.9%増の89万0911台だった。好調なホンダと比べるとヒット車の確率の差が現れたかっこうで、トヨタの悩みは深い。