シトロエンは日本法人、オートモビル・シトロエン・ジャポンを設立し、2002年4月1日から輸入販売業務を行うと発表した。これにより35年に渡って続けてきた新西武自動車販売での販売にピリオドを打つこととなる。
オートモビル・シトロエン(本社)、海外営業本部長のミシェル・ブリクーは、「シトロエンは中央および東ヨーロッパ、南アメリカ、中国など、発展性の高い3つの地域では子会社を設立し販売網を拡大しているが、それが欠けていた市場が1つだけあった。それが日本だ」と語る。
オートモビル・シトロエン・ジャポンは、欧州でも子会社を設立し成功しているフィリップ・クラロベールを代表にして、創造力と個性というイメージ、満足感や安全・快適性、そしてニーズの先取りをするバイタリティという3本の柱を中心に販売網を拡大していくという。