フォードの工場で、15人の女性従業員がセクハラ訴訟

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フォードの工場で、15人の女性従業員がセクハラ訴訟
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自動車メーカーに対するセクハラ訴訟といえば三菱自動車が記憶に新しいが、フォードのミシガン州ウィクソムの組み立て工場でも、少なくとも15人の女性従業員が経営側を相手取ってセクハラ訴訟を起こしている。

今回訴えを起こしている女性によると、フォードの直接の上司から社内で、時には自宅でもセクハラ被害を受け続けた、という。実はこの女性でこの工場が1995年以降に起こされたセクハラ訴訟は14件目。またフォードでは3年前にシカゴの工場で起こされたセクハラ訴訟に750万ドルの和解金を支払っている。

三菱が集団セクハラ訴訟を起こされた時、「アメリカの企業風土を理解していない」というような批判があったが、アメリカの企業でもやはりセクハラ訴訟は避けては通れないようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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