『SUP』がデザインされたのは、アメリカ西海岸サイプレスにある三菱のデザイン拠点MRDA=三菱リサーチ&ディベロップメント・アメリカ。外観はテクノ調(デザイン本部、オリビエ・ブーレイ本部長)、素材感からもSUPが新しいカテゴリーをめざしていることがわかる。
ターゲットユーザーの「Yジェネレーション」と呼ばれる若い世代を、三菱では次のように分析している。まずハイテクになじみが深い。ネットサーフはいつものことで、ポータブルPCを持ち歩き、コミュニケーションでEメールを多用する。そしてマウンテンバイクのように、自然の中で身体的に危険なスポーツを楽しむ。ファッションはカジュアル&スタイリッシュ。
そしてそのような生活ではモビリティも重要視される。つまりSUPはそのようなクルマなのである。