今年2月のシカゴ・オートショーで参考出品されたクロカン4WDスポーツモデル、『RSC』も東京モーターショーに登場する。RSCとは「ラギッド(頑丈な)・スポーツ・クーペ」の略。
世界ラリー選手権(WRC)などのオフロードレースカーのデザインからヒントを得て作られたという。2ドアショートボディのクーペ的クロカン4WDというパーソナリティは、いすゞが以前に発売していた『ビークロス』、あるいはパリ-ダカール・ラリーに出場していたプジョー、シトロエンのラリーマシンなどと近似性がある。
ボディサイズは全長4115mm、全幅1850mm、全高1550mm、ホイールベース2490mm。キャビンは流線型に整形され、居住空間はタイトに見えるが、4名乗車が可能だ。搭載エンジンなど細かいスペックは不明だが、『ハリアー』用3.0リットルV6のハイチューン版との見方が有力だ。